PowerPointとミクと僕

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【PowerPoint】スライドを軽くする方法【パワポ】

(2016年2月28日更新(ちょっと見やすくしました))

初回くらいはまともな記事を

ということで,パワポのスライドを軽くする方法を紹介します.

 

プレゼンとかするときにスライドが重くて動作が遅かったり,スライドを公開するときにファイルが大きくて困ったりするときの対処方法です.

 

 

以下の手法を紹介します↓

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スライドが重くなる一番の原因はやっぱり「図」です.

高画質の写真とかをそのまま貼ると,そのスライドは非常に重くなり,動作が遅くなります.

また「図形」や「SmartArt」も図ほどではありませんが,多用すると重くなります.

他にも「PowerPoint」の設定によっては重かったりします.

 

これらのスライドが重くなる原因を一つずつ解消する方法を紹介していきます.

色々紹介しますが,正直「図の圧縮」が圧倒的に効き目があるので,他はあんまり期待しないでください.

 

(2017/10/09追記 こんな記事も書きました→「スライド単位のサイズを推定する方法」)

 

図の圧縮】

軽くしたい図を選択→「書式タブ」→「図の圧縮」を選択します.

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選択した図の画質を下げて,スライドを軽くします(ファイル自体の容量も小さくなります).

プレゼン時とかにそんなに高画質な図にする必要ないと思ったら使ってみたら良いかも.

※この動作は後戻りできない(一度圧縮すると元の高画質な図に戻せない)ので注意.

 

 

【図のトリミング部分の削除】

「書式タブ」→「トリミング」で図の選択個所を切り落とすトリミングという機能があります.

トリミングだけを行っても,元の図の情報は残ったままなので,トリミング部分の削除を行います.

なので,トリミングを行った図の圧縮を行い,「図のトリミング部分を削除する」を選択して,トリミング部分を完全に削除しましょう.

 

 

 【図形やSmartArtを「図」として貼り付ける】

「図形」や「 SmartArt」を「図」にする方法です.

「図」にしたいオブジェクトを切り取ります(複数オブジェクトでもOK).

そして,右クリック→「図として貼り付け」を選択します.

こんな感じ↓

 

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オブジェクトを図にすると,軽くなることがあります(逆効果の時もあります).

ものによっては図にする前の方が軽い場合もありますので,変更前と変更後のファイル容量とか見て判断してください.

まぁ「図」になればさっき紹介した「図の圧縮」とか使えるので..

※この動作も後戻りできないので注意.

 

 

PowerPointを軽くする】 

・発表者ツールをオフに 

発表のときに便利な発表者ツールですが,これは通常のスライドショーより重いです.

なので,PCのスペックによっては動作が遅くなったりします.

「スライドショータブ」→「発表者ツールを使用する」のチェックをはずすことで,スライドショー時に勝手に発表者ツールに切り替わるのを防ぎます.

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また,スライドショー中に,右クリック「発表者ツールの(非)表示」を選択することで,切り替えが可能です.

 

【動画を貼る人はハイパーリンク

動画は結構重たいので,そのままスライドに貼ると,そのスライドの移行がすごい遅くなったりします.

なので,適当なオブジェクトやテキストを配置して,

右クリック→「ハイパーリンク」で動画のリンクを貼っておきましょう.

そうしたらスライドは重くならないです(ただ読み込むのに時間かかったら結局一緒かな).

 

 

------↓以下わりとネタ↓------

【他のソフトのウィンドウを消したり,ネット切ったり】

ChromeとかSkypeとか,わりとメモリ食うので不安なら消しましょう.

あと,プレゼン中にメールとか通知が来たらめんどくさいので,不安ならネットも切りましょう.

 

 

【スライドサイズを小さく】

そこそこ効果ありますが,色々注意が必要な方法.

スライドサイズを小さくします.

「デザインタブ」→「スライドサイズ」を選択.

たぶん初期設定のままなら33.867×19.05 cm くらいですかね.

これを小さくすればするほど軽くなります.

16.0×9.0cmとか,8.0×4.5cmとかにするとだいぶ軽いです.

※発表に使う紙芝居の紙が小さくなるイメージなので,文字とか図形を使うときにちょっと違和感があったりします.

※スライドサイズが違うので,授業とかで発表スライドの提出とかが必要なときは小さくしたまま提出しないように注意しましょう.

 

 

【そもそもスライドショー機能を使わない】

リボンを非表示にし,左のサムネイルと下のノートを最小します.

そうすると,スライドショーを実行せずとも,そこそこ全画面になります.

スライドショーにしたら止まる等の最悪のケースのときに覚えておいても良い方法かもしれません.

※もちろんアニメーション等は動きません.

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【別の形式で保存する】

「ファイルタブ」→「名前をつけて保存」から保存するとき,

「.pptx形式」ではなく,「.pdf形式」や「.png形式」で保存します.

それで,プレゼンテーションのときはそれらの形式の閲覧ソフトを使ってプレゼンします.

たぶんパワポよりは軽いです.

 ※もちろんアニメーション等は動きません.

 

 

 

以上です.

スライドが軽くなると,発表するときに重たくないってのもあるし,配布するときも楽です.

色々紹介しましたが,「図の圧縮」が一番簡単で効果あるのでオススメです.

 

こんな真面目な記事はあんまり書かないかも...